日常の雑事に埋没しがちな生活の中で、ふとこの世の中で何が起こっているのかを大局的に把握するためのフレームワークを身に付けたいと思い立ち、本棚に埋もれていた本書を引っ張り出してみました。
学生時代は経済学を学び、社会分析の一つのツールとして経済学も有効ではあると思いますが、より広範な視点から社会を理解したいと思い、哲学・思想について学ぼうと決意しました。
本書は、戦前のマルクス主義者による日本資本主義論争から始めて、戦後のマルクス主義の拡張、市民派・進歩派の登場、ポストモダンへと話は展開していきますが、前提となる知識が圧倒的に不足しているため、正直一読しただけでは消化不良でした。
それでも内外の膨大な知の蓄積の前に、どこから手をつけていけばよいのか見当もつかなかった僕にとって、一つの手掛かりにはなりそうです。
しばらくブログを休んでいましたが、これから無理のない範囲で感じたことや学んだことを記事にしていきたいと思います。
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