ハワード・マークス 日本経済新聞出版社 2012-10-23
投資に関する本はこれまでたくさん読んできましたが、その中でもこの本は最も感動した本のひとつです。
なぜなら、市場の効率性とその限界について、僕がこれまで漠然と感じていた疑問に対して、とても理路整然と説明してくれていたからです。
この本を読んでも、具体的なノウハウが得られるわけではありません。でも、変動する相場の中で、自分を見失いそうになったときに、冷静に対処するために必要な投資哲学を学ぶことができます。
読んですぐに新たな投資手法を確立できるわけではありませんが、じっくり読んで自分なりに考えることで、整合性のとれた投資手法を確立することができるでしょう。
以前紹介した『ピーター・リンチの株で勝つ』の方がより具体的な投資手法に触れていて、この本の方がより抽象的だと思います。
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