2014年10月5日日曜日
弱った心を奮い立たせる-『憂鬱でなければ、仕事じゃない』
この本は、各節の冒頭に幻冬舎社長の見城徹氏の自筆の言葉が書かれており、その言葉について見城氏とサイバーエージェント社長の藤田晋氏がそれぞれコメントを付けるというかたちで構成されています。
ブログを中断する前にも紹介した本ですが、見城氏の言葉の中から、ビジネスパーソンとして生きていくうえで、心を奮い立たせ、背中を押してくれる言葉がたくさん見つかると思いますので、切り口を変えて改めて記事にしました。
この本のタイトルにもなっている「憂鬱でなければ、仕事じゃない」。
見城氏は朝起きて手帳を開いたときに、憂鬱なことが三つ以上ないとかえって不安になると言います。「楽な仕事など、大した成果は得られない。憂鬱こそが、黄金を生む。」というのがその理由だと言います。「サザエさん症候群」という言葉があるように、日曜日の夜になると憂鬱になる人も多いと思いますが、困難を楽しめる人こそが成功を手にすることができるということなのでしょう。
「小さなことにくよくよしろよ」
「スムーズに進んだ仕事は疑え」
「苦境こそ覚悟を決める一番のチャンス」
「ノー・ペイン、ノー・ゲイン」
いずれの言葉も、悩み苦しむことが成功への道だという、見城氏の仕事観を現しています。
そして、僕が一番気に入っているのが、「これほどの努力を、人は運という」。
多くの成功者は、成功の秘訣を運と言って謙遜しますが、その裏には人には想像もできない努力や苦労があったはずですし、逆に人の成功を運のおかげだと言ってしまえば、そこから学ぶものもなくなってしまいます。
日曜日の夜にこの本を読めば、少しは元気が出てくるのではないでしょうか?
← 一日一クリックお願いします!
人気ブログランキングへ
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿