安倍政権が誕生してから、円安、株高が進み、何となく景気の先行きに楽観的なムードが漂っています。
そのためか、先日の参院選も自民党圧勝、ねじれ解消となりました。
何となく円安はいいことのように言われていますが、今は日本の貿易収支は赤字なんですよね。つまり円安が日本人全員にとって良かったのは随分前のことなんです。
これまでの経常黒字の積み重ねで対外資産をたくさん持っているので、利子配当収入で経常黒字は確保していますが。
円安で得をするのは海外に投資をしている企業や投資家だけで、私たち一般人にとっては円安による物価上昇のマイナスの方が大きいでしょう。
インフレターゲット2%も、円安で物価が上がるだけでは意味ないですよね。だから、株式市場にとっていいことと、普段の生活にとっていいことは違うということを理解した上で、これから出される成長戦略を見ていく必要があります。
0 件のコメント:
コメントを投稿