2013年7月26日金曜日

民主党の存在意義

参院選で予想通りの惨敗を喫し、民主党はごたごたが続いています。

その象徴とも言えるのが菅直人元首相の除名問題でしょう。

民主党が東京選挙区で候補者を一本化したにもかかわらず、菅氏が無所属候補を応援したことが発端ですが、そもそも党で決めたことが守られないのは今に始まったことではありません。

振り返ってみれば、民主党は政権としてはデタラメでしたが、党としての方針を一度固めても後から蒸し返したり、幹部が勝手な行動を取ったりと、そもそも政党としての体を為していませんでした。決めるまでは様々な意見が出され、活発に議論をしたとしても、一度決めたら党として一枚岩になるのが本来の政党のありかただと思います。

さらに今回もひどいのは、ルールを破った菅氏の処分を決められず、先送りにしたことです。民主党はここまで惨敗したわけですから、いい加減に思想信条を共有した政治家の集団としてゼロから再出発すべきでしょう。そうなれば分裂ということにもなりかねませんが、今のままでは一体何をしたい政党なのか全くわからず、存在意義がありません。

みんなの党も維新の会もそれぞれ不協和音を抱えていますので、ここは、野党をガラガラポンで再編すべき時期だと思います。

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