2013年9月15日日曜日

人間の選択は意外と不合理なものです-『予想どおりに不合理』

伝統的な経済学は、合理的選択を前提に精緻な理論を構築してきました。しかし、現実社会を見てみると、あきらかに合理的選択では説明のつかない不合理な選択をしているケースを目にします。こうした伝統的な経済学の限界を補完するものとして有力なのが、心理学と経済学を融合させた行動経済学です。

この『予想どおりに不合理』は、数多くの実例や実験結果が紹介されていて、行動経済学の理論と現実社会における現象との関係がとてもわかりやすく解説されています。この本を読むと、人間の選択において、様々な要因からバイアスがかかるためにおよそ合理的とは言えない選択をしてしまい、しかもそうした選択はある程度予想可能であるということがわかります。

数式がなく、直感的に理解しやすいため、教養として行動経済学を知る上で最適な入門書だと思います。



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