2013年9月23日月曜日

遠い青春時代の興奮を思い出す-『YOSHIKI/佳樹』

高校時代、アルバム「BLUE BLOOD」を手にしたときの興奮、ライブで見たYOSHIKIの命を削るようなドラムソロと全く別人格のようなピアノソロ、TOSHIのパワフルなハスキーボイス、HIDEとPATAのツインギター、そして、TAIJIの躍動感あるベースソロ。今となっては遠い青春の思い出ですが、そのときの興奮を再び思い出させてくれたのがこの本です。

熱狂していたときは、表面的な姿しか見ていませんでしたが、この本を読んでその背後にメンバーの様々な葛藤や苦悩があったことを知りました。年月を経て、”X”が”X Japan”になった頃には熱も冷めて”X”から遠ざかっていましたが、TOSHIの脱退やhideの死のニュースを耳にして、時代が過ぎ去っていく寂しさを感じていました。

YOSHIKIという天才が命の限界まで音楽に掛けてきた足跡を、多少美化して描いている印象は否めないので、ファンでなければなかなか共感できないかもしれません。ただ、僕にとっては、日常生活に埋没している中で、久し振りに懐かしい感情を思い起こさせてくれた本でした。


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