2013年8月17日土曜日

新しいキャリアのあり方を考える

僕が社会人になったのが1995年。その当時はバブル経済が弾けた後で、それまで先送りしようとしてきた不良債権をようやく本格的に処理しようとし始めた頃で、大手銀行が始めて赤字決算をして話題になりました。

そこから今までを振り返ると、世の中が大きく変わってしまいました。もはや大企業に就職することは何の保証にもならない一方で、大学を卒業しても正社員になることがとても難しい時代になりました。世界の中での日本の経済的地位が低下していく中、経済のグローバル化が進み、日本人は日本国内での競争だけではなく、新興国の人達とも競争していかなければならなくなりました。国の財政は逼迫し、将来の年金も宛てにできず、60歳定年どころか、70歳を過ぎても収入を得ていかなければ生きていけなくなるかもしれません。

それだけ世の中が変わっているにもかかわらず、働き方やキャリアに対する意識を変えることができず、将来の不安を感じつつも現状にしがみつこうとしている人も多いのではないかと思います。普通は、変化することがリスクと考えがちですが、これだけ世の中が変化していると、変化しないことの方がリスクと言えるでしょう。

僕自身を振り返ると、大手銀行からキャリアをスタートし、30代のはじめまでは何度も転職を繰り返しながら、いろんな経験を積み、キャリアアップしてきたと自負していましたが、結婚し、子供ができ、責任が重くなるにつれて、転職への経済的ハードルが高くなってきたと感じます。今はそれなりに満足していても、このままでいいのかとふと考えてしまうことはあります。

そんなときに、ちきりんさんの『未来の働き方を考えよう』を手にしました。いわゆる「常識」から離れ、ゼロからキャリアを見つめなおすきっかけとして、この本はおすすめです。終章で紹介されている、自分オリジナルの人生を手に入れるための重要なステップを紹介します。
ステップ1.手に入れたい人生を明確にしよう! 
ステップ2.複数の将来シナリオをもとう! 
ステップ3.市場で稼ぐ力をつけよう!
 詳しくはこの本を読んでみてください。きっといろんな発見があります。



人気ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿